作成日:2020/03/14
マイナンバーメールマガジン第68号ー健保証利用のメリット
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マイナンバーメールマガジン 第68号(令和2年3月13日)
〜健康保険証利用のメリット〜
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こんにちは、マイナンバーメールマガジンです。
前号より、「2021年3月(予定)からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになる!」という話を3号に渡って取り上げております。
今回は、「マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリット」についてお知らせしたいと思います。
【どんないいことが?6つのメリット】
さて、前号ご紹介したリーフレットを再掲いたします。ここで挙げられている6つのメリットについて、1つ1つ取り上げていきます。
〇リーフレット「2021年3月(予定)からマイナンバーカードが健康保険証として使えるようになります!」(内閣府)
(A3版・中折り)
https://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/leaf2019_hokensho.pdf
(A4版・3つ折り)
https://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/leaf2019_hokensho3.pdf
【メリット1 健康保険証としてずっと使える!】
就職や転職、引越しをした際、新たに健康保険証の発行を受ける場合があります。マイナンバーカードを使えば、そんなときでも保険証の切替えを待たずにカードで受診できます。
なお、保険者への加入の届出は引き続き必要ですのでご留意ください。
【メリット2 医療保険の資格確認がスピーディに!】
マイナンバーカードをカードリーダーにかざせば、スムーズに医療保険の資格確認ができ、医療機関や薬局の受付における事務処理の効率化が期待できます。
【メリット3 窓口への書類の持参が不要に!】
オンラインによる医療保険資格の確認により、高齢受給者証や高額療養費限度額認定証などの書類の持参が不要となります。マイナンバーカードがあれば、持参忘れがなくなりますし、持ち物が少なくなるのはとても便利ですね。
【メリット4 健康管理や医療の質が向上!】
マイナポータルで、自分の薬剤情報や特定健診情報を確認できるようになります。(2021年秋頃予定)
医師や歯科医師が、患者の同意のもと、オンラインで薬剤情報や特定健診情報を確認できたり、薬剤師も薬剤情報を確認できたりするなど、より多くの情報をもとに診療や服薬管理が可能となります。
【メリット5 医療保険の事務コストの削減!】
医療保険の請求誤りや未収金が減少するなど、保険者等の事務処理のコスト削減につながります。
例えば、就職や転職などで加入する保険者が変わった場合、保険証を保険者に返納し、受診時には新しい保険証で受診することが必要です。もし、患者が失効した保険証を返納せずに、不正に利用して受診したり、保険者が変わったことを申告せずに診察券で受診した場合、医療機関と保険者では、医療費の請求の調整や本人への医療費の請求など様々な事務コストが発生します。受診時の資格確認の仕組みによって、医療機関では受診時に患者の正しい資格情報を確認できますので、こうした請求の事務コストを減らすことができるようになります。
【メリット6 マイナンバーカードで医療費控除も便利に!】
マイナポータルを活用して、ご自身の医療費情報を確認できるようになります。(2021年秋頃予定)
確定申告でも、マイナポータルを通じて医療費情報を取得し、医療機関等の領収書がなくても手続ができるようになります。
以上のようにマイナンバーカードの健康保険証利用は、患者(被保険者)にとっても、健康保険組合等の医療保険者にとっても、医療機関や薬局にとってもメリットがたくさんあります。
まだカードをお持ちでない方は、早めの取得をお願いいたします。
次号では、「マイナンバーカードの健康保険証利用に関するよくある質問」についてお伝えいたします。ご期待ください。
【関連リンクはこちら!】
★オンライン資格確認・マイナンバーカードの保険証利用について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08544.html
★マイナンバーカードの申請方法(地方公共団体情報システム機構)
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/
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【編集後記】
先日アメリカ在住の友人とインフルエンザ予防接種について話をしました。
何とアメリカでは自己負担額が10,000円以上もかかることに加え、接種する場所も日本のように病院の診察室などではなく、ドラッグストアや、病院内でも人通りの多い通路であることが珍しくないとのこと。
インフルエンザ予防接種ひとつとっても日米でここまで違いがあるのかと驚きました。
日本では体調が悪いなと思ったら、すぐ近くの病院で、一定の自己負担額の範囲内でかつ衛生的な環境で診療を受けられます。
小職はマイナンバーカードの健康保険証利用の業務を通じて、我が国の「国民皆保険制度」の緻密な制度設計やそれを維持運営する関係機関のご尽力に日々触れていますが、何気ない友人との会話から改めてその「当たり前の有難さ」を実感しました。(A)
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◆内閣府(内閣官房)
・マイナンバーに関するQ&Aはこちら
https://www.cao.go.jp/bangouseido/faq/index.html
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マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178(無料)
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内閣府大臣官房番号制度担当室
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