作成日:2021/02/12
新・36協定/無期転換ワークブック/副業・兼業ガイドライン【厚労省】
「36協定届」の届け出が4月から「はんこレス」で可能になります
〜届け出・申請には便利な電子申請を利用しましょう〜
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「36(サブロク)協定届」の届け出はお済みでしょうか。厚生労働省は、時間外
・休日労働に関する協定届「36協定届」の様式をこの4月から新しくして、事業主
の押印および署名を不要にします。また、協定の当事者である労働者代表が的確に
選出されているかについて、チェックボックスへのチェックが新たに必要になりま
すのでご注意ください。届け出・申請には、便利な電子申請を利用しましょう。
労働基準法では1日8時間、週40時間以内を法定労働時間と定めています。これ
を超えて、会社が従業員に時間外労働(残業)や休日労働をさせる場合、労使間で
36協定を締結し、労働基準監督署に届け出なければなりません。
電子申請は、4月から「e-Gov」でアカウントを登録し、フォーマットに必要事
項を入力するだけで届け出・申請ができるようになるなど、ますます便利になりま
す。電子申請を積極的にご利用ください。
詳しくは、以下のサイトからそれぞれご参照ください。
【改正内容や新しい「36協定届」の記載例はこちら】
労働基準法施行規則等の一部を改正する省令について
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=13&n=129
【「36協定届」作成支援ツールについてはこちら】
事業者のための労務管理・安全衛生管理診断サイト
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=14&n=129
※ウェブ上の入力フォームに必要事項を入力して印刷すると、そのまま届け出が
可能な「36協定届」を作成できる無料ツールです。
※新様式の「36協定届」は今年の4月以降作成可能となる予定です。
【「36協定届」の電子申請についてはこちら】
労働基準法等の規定に基づく届出等の電子申請について
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=15&n=129
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「無期転換ルールに対応するための取組支援ワークブック」を作成
しました
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厚生労働省は、企業が円滑に無期転換ルールに対応できるよう、演習を交えなが
ら必要な取り組みについて解説した「無期転換ルールに対応するための取組支援ワ
ークブック」を作成しました。
このワークブックでは、無期転換ルールへの対応手順を8つのステップに分けて
解説しています。企業で社内制度を検討する際に、付属のワークシートを用いて、
実際に演習することができます。無期転換ルールに対応した社内制度の整備にぜひ
ご活用ください。
【「無期転換ルールに対応するための取組支援ワークブック」の詳細はこちら】
事業主・人事労務担当者向け導入支援策
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=16&n=129
※上記サイトの「導入支援策」の2に掲載しています
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「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を改定しました
〜わかりやすい解説パンフレットをホームページに掲載〜
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厚生労働省は、副業・兼業を希望する人が年々増加傾向にある中で、企業も労働
者も健康を確保しながら安心して副業・兼業を行うことができるよう、「副業・兼
業の促進に関するガイドライン」を昨年9月に改定しました。
この改定では、副業・兼業の場合における労働時間管理と健康管理のルールを明
確化しており、以下のポイントを盛り込んでいます。
・労働者からの申告などによる副業先での労働時間の把握
・労働時間の通算方法
・簡便な労働時間管理の方法
・健康確保の上で留意すべきこと など
企業の担当者や労働者の方は、副業・兼業に関して、このガイドラインをぜひご
活用ください。ガイドラインやそのわかりやすい解説パンフレットなどを下記ホー
ムページに掲載しています。ぜひご利用ください。
【「副業・兼業の促進に関するガイドライン」などの詳細はこちら】
副業・兼業(厚生労働省ホームページ)
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=17&n=129
